オフ大会総合スレPart1657 ※転載厳禁

1 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 07:42:03.99 ID:6gmjdvgqa.net

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1の人は↑を3行に増やし、建ててください
次スレは>>800を踏んだ人が必ず建ててください

最新放送
http://www.twi〇tch.tv/directory/game/Super%20Smash%20Bros.%20Ultimate
http://www.youtube.com/channel/UC3gvX2-DFbMscy5GNsKmLsw/live

【大会結果やプレイヤー情報サイト】

start.gg:トナメや順位、参加者など大会情報全般
https://www.start.gg/
Smashdata.gg: 国内国外大会の結果・直接対決のデータなどを網羅
http://smashdata.gg/
Smash Record: 国内大会の結果まとめ
http://smashrecord.harukisb.net/
Smashwiki: プレイヤー毎の大会結果まとめ
http://www.ssbwiki.com/Smash:[ここにプレイヤー名]
Smashboards: 小・中規模大会も含めた海外大会の結果&使用キャラまとめスレッド
http://smashboards.com/threads/ssbu-tournament-results.464865/

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※前スレ
オフ大会総合スレPart1656 ※転載厳禁
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/livefield/1673699703/


オフ大会総合スレPart1655 ※転載厳禁
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/livefield/1673683165/

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2 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:08:22.06 ID:bOryLFSgd.net

●国内大会
01/21 九龍(福岡/256)
01/21 クロブラ(神奈川/80)
01/22 ヒロスマ(広島/96)
01/28 グランドスラム(愛知/256)
01/29 DELTA(東京/64)
01/29 兵庫県スマブラ対戦会(兵庫/96)
02/04 スマバト(大阪/256)
02/04-05 篝火(埼玉)
02/11 HEROES(東京/192)
02/11 ジョウスマ(兵庫/64)
02/18 岡スマ(岡山/128)
02/18-19 ROCKON!!(山形/192)
02/25 クロブラ(神奈川/80)
02/26 WAVE(東京/128)
03/05 マエスマTOP(大阪)
03/12 西武撃(東京/384)
03/18 HST(北海道/128)
03/25 スマバト(大阪/256)
04/15 SmashOpen(山形/64)
04/22 スマバト(大阪/256)
05/03 東劇(宮城/64)
05/13-14 DreamHack Japan(東京)
05/21 スマバト(大阪/256)
05/27-28 HST(北海道/256)
??/?? マエスマ(招待制)

●海外大会
01/20-22 GENESIS(summit1枠)
日本勢:しょーぐんすいのこFILIPなおれぽよっシィあcolaてぃーがくとシグマかめめ
03/10-12 Collision
03/??-?? SmashUltimateSummit
05/13-14 LTC
05/19-23 BoBC
05/26-28 MomoCon
07/21-23 GOML
09/08-10 Riptide

3 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:16:30.55 ID:STPRzfoKa.net

ジーニアスのイベントスケジュール出てる
最終日はアSPトップ8がトリですね
https://twitter.com/Genesis_Smash/status/1615113714348486656
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4 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:25:25.79 ID:gHC0vfMLd.net

Mar33も🐼抜けてて涙なんだよねこれ
https://twitter.com/Marss_NE/status/1615125863502077952
(deleted an unsolicited ad)

5 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:28:20.59 ID:wQf5i1qtM.net

SWTも🐼も消えて残るのは無　虚無

6 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:30:19.63 ID:KVIL2GLp0.net

ジーニアス日本勢が参加するプレローカル大会
https://www.start.gg/tournament/gss1-50-guildhouse-ultimate-weekly/attendees

7 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:31:19.17 ID:oCXvttQsM.net

🐼マジでオワったんだな

8 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:37.87 ID:/sjSZHTd0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

9 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:37.90 ID:5jB3cqdF0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

10 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:38.57 ID:J3kKexbV0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

11 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:37.89 ID:ThMFnhQ50.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

12 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:37.93 ID:5bBsiqs+M.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
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「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

13 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:38.12 ID:p6PTp+kA0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

14 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:38.65 ID:kKe7oW0La.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
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15 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:38.45 ID:eWa4udYE0.net

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

16 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:37.98 ID:npHIEdNV0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

17 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.60 ID:1qz+bL3Kd.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

18 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.44 ID:pQ/+oH6b0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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「でも…楽しかったな…」

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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

19 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.91 ID:xsxVEoht0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

20 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.06 ID:Q42q4mvZ0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

21 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.66 ID:lRIdqinq0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

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狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

22 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.12 ID:k0sDSutS0.net

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あいつの心は。

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

23 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.76 ID:cRz72xd40.net

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24 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.19 ID:9lHlydWq0.net

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考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

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25 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.44 ID:s3aKpA48d.net

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26 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.32 ID:pxyM+1c+d.net

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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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あいつの心は。

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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

27 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.42 ID:pT08dMb00.net

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28 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.14 ID:3saF7lqed.net

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29 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.49 ID:EeT8aRRB0.net

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30 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.16 ID:AuSkC/V8a.net

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31 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:38.66 ID:t8yvbIG/a.net

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「あれからもう四年か…」
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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

32 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.31 ID:zlyWS+bt0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

33 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.16 ID:wpb3wc+9a.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

34 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:38.98 ID:RX6dCX3E0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

35 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.76 ID:yXBXDFhw0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

36 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:38.77 ID:RJM8wvg4M.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

37 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.31 ID:UUnEHiuP0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

38 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:38.87 ID:j7az/TKyM.net

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

39 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.50 ID:WT+hGrZcd.net

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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

40 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.24 ID:sP3JbNyB0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

41 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.37 ID:PyY3rqbY0.net

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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

42 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.02 ID:7HN9alMNa.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

43 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.11 ID:0Zu8peYKa.net

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

44 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.38 ID:KS9w3kip0.net

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「あれからもう四年か…」
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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「あばだんご…？」

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狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

45 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.15 ID:mz4nfvnf0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

46 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.92 ID:Jvi9YEoi0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

47 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.02 ID:JMv/z2BY0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

48 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.10 ID:mWYERTZV0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

49 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.14 ID:+1/P8WFO0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

50 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.38 ID:mHsBOvI70.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

51 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.42 ID:sH/5JEltd.net

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「あれからもう四年か…」
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

52 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.34 ID:iXLE2AxP0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

53 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.37 ID:qfYOBr6t0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

54 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.09 ID:rStanVuJa.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

55 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.68 ID:yakGSRo70.net

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

56 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.71 ID:AIiDOwfha.net

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

57 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.50 ID:y5R4BiHb0.net

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「あれからもう四年か…」
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眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

58 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.40 ID:u/jc88rAr.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

59 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.45 ID:KgdOqbtH0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

60 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.02 ID:hMudCgt9M.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

61 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.33 ID:ENObwyGKr.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

62 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.88 ID:1Lpjv3Fz0.net

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あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

63 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.89 ID:3Ntxy3T/0.net

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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

64 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.30 ID:BtPkDVv/a.net

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眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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あいつの心は。

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

65 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.34 ID:0487Oue/r.net

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「あばだんご…？」

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「…………え？」

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

66 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.44 ID:O45CXT30M.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
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画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

67 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.47 ID:A64oX9OK0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

68 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.43 ID:Z1/fDfZEM.net

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69 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.82 ID:+PYjTQgE0.net

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70 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.41 ID:fjAKGEutr.net

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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

71 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.30 ID:doAJBU82d.net

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世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

72 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.53 ID:BXu76FrTd.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

73 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.30 ID:OntPIB420.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

74 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.04 ID:M+zUhmAZ0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

75 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.64 ID:ihG5dGMtr.net

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「あばだんご…？」

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
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76 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.45 ID:OdTNhR2Qr.net

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「あれからもう四年か…」
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世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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けどいつか…きっとまたあいつと…
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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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あいつの心は。

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

77 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.58 ID:QcI/X3hud.net

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「あばだんご…？」

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あいつの心は。

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78 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.67 ID:+suCKzK60.net

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79 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.18 ID:iUbTDAFG0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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携帯の着信が鳴る。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

80 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.18 ID:EmaUspEvM.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

81 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.03 ID:RMFq6DqJ0.net

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82 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.38 ID:MwRNpoh40.net

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83 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.34 ID:U1hi2aM8r.net

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

84 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:41.44 ID:uT8VrzjNM.net

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時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

85 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.31 ID:r2f5fbSy0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

86 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.93 ID:P7OPY3YB0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

87 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.91 ID:N3h979sAr.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

88 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.25 ID:82/aHLoD0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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「…………え？」

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

89 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.94 ID:uhdgVYlsr.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

90 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.00 ID:qz2iFZP/0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

91 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.60 ID:bcEPDJXya.net

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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携帯の着信が鳴る。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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「…………え？」

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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

92 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.78 ID:28jx9xzQ0.net

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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

93 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.62 ID:nvvBGGM70.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
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画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

94 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.00 ID:9KP+1ES40.net

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95 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.36 ID:XKhXwOdhd.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

96 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.06 ID:EkjZiYKP0.net

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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あいつの心は。

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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

97 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.00 ID:3CMIAr/f0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

98 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.40 ID:dUL0+96A0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

99 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.50 ID:SwxqSY4m0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

100 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.43 ID:g2YGAIHv0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

101 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:41.64 ID:iE8/OYsx0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
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画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
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「あばだんご…？」

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

102 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.62 ID:K/w7JEwtx.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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あいつの心は。

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103 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.42 ID:CdXAiOlCa.net

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「あれからもう四年か…」
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当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

104 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.66 ID:paERNXUfH.net

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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

105 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.61 ID:2pJ9e6NY0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

106 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.43 ID:ugT4YKZf0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

107 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.08 ID:BREgqyBE0.net

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

108 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.27 ID:j1HwWuvlM.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

109 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.01 ID:RDLlCUPa0.net

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

110 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:39.66 ID:9KO5v+/mr.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

111 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.41 ID:UiwaYSJia.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

112 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.40 ID:2UJ+S/l50.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

113 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:42.05 ID:lTyHJWt0r.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

114 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:42.29 ID:ekLrWXTY0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

115 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.13 ID:Wa8hv1gM0.net

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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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116 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:42.90 ID:EbhjYkv+M.net

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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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117 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:43.65 ID:TgwNy9TQ0.net

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あいつの心は。

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「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

118 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:43.29 ID:AUEdhgqN0.net

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携帯の着信が鳴る。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

119 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:40.06 ID:H/MMfA28a.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
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120 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:43.84 ID:zlIZu+II0.net

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121 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:42.69 ID:kCjdQENa0.net

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122 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:43.58 ID:byYbid9uM.net

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123 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:43.68 ID:LH3ZWCgcM.net

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眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

124 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:42.69 ID:+lAIiOuga.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

125 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:41.60 ID:3pGNa/RL0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

126 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:46.76 ID:MwRNpoh4r.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

127 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:46.69 ID:1wEwm5w10.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

128 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:43.34 ID:foMcJudf0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

129 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:44.31 ID:2Z+yh+eUr.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

130 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:44.17 ID:N++vg9BVa.net

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世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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あいつの心は。

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131 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:44.33 ID:tiEnBNjd0.net

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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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けどいつか…きっとまたあいつと…
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

132 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:46.45 ID:20I1klF0M.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

133 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:45.00 ID:U9/2C5Jv0.net

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134 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:44.87 ID:9fwDLR5N0.net

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135 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:44.22 ID:uzLYCzL30.net

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136 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:46.03 ID:/8CD5GeoH.net

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

137 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:44.46 ID:ur8EoZNB0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

138 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:44.35 ID:5/ILd2wmr.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

139 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:45.28 ID:8aEuCe/6M.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

140 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.32 ID:x35b6Sfn0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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携帯の着信が鳴る。
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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「…………え？」

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

141 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:46.86 ID:QiIEOIGu0.net

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「あばだんご…？」

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

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142 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:46.56 ID:FK7u6IEzM.net

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「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

143 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:45.07 ID:NL2hU6UD0.net

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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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あいつの心は。

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「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

144 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:46.74 ID:7Im8pAaea.net

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眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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「あばだんご…？」

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「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

145 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:44.71 ID:daAcZjRI0.net

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「あれからもう四年か…」
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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けどいつか…きっとまたあいつと…
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「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

146 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:46.46 ID:CFTOa368M.net

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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

147 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:46.92 ID:cf23CSZr0.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

148 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.18 ID:oB2t6rb30.net

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149 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.92 ID:q94H0VK30.net

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

150 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.31 ID:Ln57ReZJ0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

151 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:46.41 ID:xa+6an28a.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

152 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.76 ID:ekGo01i+0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

153 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.79 ID:Mqc939iJp.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
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「あばだんご…？」

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狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

154 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:46.82 ID:g4lfsv8hp.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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「あばだんご…？」

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

155 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.49 ID:hDugeRLXd.net

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「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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156 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.65 ID:fjuhOMEr0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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あいつの心は。

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「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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157 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:46.90 ID:GkSSqEXZ0.net

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『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

158 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:46.84 ID:zZMMerz20.net

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携帯の着信が鳴る。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

159 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.52 ID:eROICav70.net

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160 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.53 ID:O+vb+JGB0.net

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161 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:48.03 ID:7795Yu8W0.net

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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

164 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.28 ID:vPKjb2aG0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

165 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.66 ID:IZ9sl/mD0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

166 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:46.94 ID:WZsfF2CFa.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

167 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:46.90 ID:NGOHOXRTa.net

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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

168 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:46.60 ID:SYMfF56mM.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
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「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

169 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.69 ID:PN2zF9yq0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

170 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.68 ID:fEIEUxTsd.net

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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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あいつの心は。

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

171 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.09 ID:qaLt4F6ad.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

172 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.88 ID:SXKwYZM00.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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173 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:46.88 ID:JVQi4RaPr.net

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

174 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.46 ID:+BvzRK0r0.net

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175 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:46.64 ID:QO++JtW30.net

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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

176 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.61 ID:R4hPd9U10.net

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「あれからもう四年か…」
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眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

177 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.35 ID:BrKroFol0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

178 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.55 ID:v+1noI/r0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

179 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.79 ID:buMrjUWy0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

180 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:46.91 ID:vLvSHb4X0.net

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考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

181 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.44 ID:4G2qjVNsa.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
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時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

182 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.37 ID:xmGgLDKr0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

183 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.67 ID:FvVLwKa7a.net

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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

184 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.33 ID:xd211VUD0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

185 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.60 ID:9ZBRURZl0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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「あばだんご…？」

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

186 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.58 ID:tSFZrp0GM.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

187 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.64 ID:6A2DpVVR0.net

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188 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.78 ID:1v7qqg2Vd.net

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あいつの心は。

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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

189 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.23 ID:bqpKhbSwa.net

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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

190 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.02 ID:m8I7ptXk0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

191 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:48.19 ID:JxXiGN/ea.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

192 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.79 ID:oMZopMQ8r.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

193 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.69 ID:K0CdDPm70.net

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

194 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.91 ID:oEVY/UwU0.net

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眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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携帯の着信が鳴る。
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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

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195 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.00 ID:5L5dVnth0.net

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「あばだんご…？」

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考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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196 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.83 ID:dgqXAeD8r.net

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「あばだんご…？」

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197 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.92 ID:YAm9P0/10.net

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携帯の着信が鳴る。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

198 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.57 ID:pWZiu1BA0.net

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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

199 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.78 ID:6Yx/t3LQ0.net

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200 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.61 ID:iNa2vdkcM.net

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201 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.85 ID:6Akucyi6a.net

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202 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.79 ID:i4AwoSL90.net

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『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

203 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:48.76 ID:OhWWg1cRr.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

204 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.91 ID:wl+QxCpR0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

205 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.65 ID:WGCxYeHRd.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

206 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:48.41 ID:7MxbgyM50.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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「あばだんご…？」

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

207 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:48.15 ID:2jDKAwCC0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

208 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.33 ID:N0rkZ2RhM.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

209 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.01 ID:uFNjymskH.net

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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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あいつの心は。

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

210 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.63 ID:4uc/rtZad.net

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けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

211 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:48.09 ID:uewpc18A0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

212 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:49.57 ID:6nTn1pt20.net

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213 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.26 ID:x5ZYwCa00.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

214 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.14 ID:3d/ytDF50.net

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「あれからもう四年か…」
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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

215 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.15 ID:QpiUV5pi0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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「…………え？」

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

216 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:48.32 ID:8mR4c3H90.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

217 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.33 ID:BizQW9Zx0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

218 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.20 ID:VfS/uoXl0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

219 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.50 ID:COLOF/VPM.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

220 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:48.54 ID:IMBYz04FM.net

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221 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.03 ID:3oQ8dd3oM.net

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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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222 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:48.73 ID:CKtsZZC60.net

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「あばだんご…？」

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223 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.36 ID:H0AbVxrNa.net

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「あばだんご…？」

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「…………え？」

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

224 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.38 ID:/dURvupG0.net

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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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225 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.06 ID:tNuNltOVr.net

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226 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:51.13 ID:Ncvd62wf0.net

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227 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.42 ID:5/E2vcmF0.net

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228 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.72 ID:mOGEnCKq0.net

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

229 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.26 ID:ft5sZF/T0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

230 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:51.80 ID:QueBkOz4M.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

231 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.64 ID:bcf0MK780.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

232 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.22 ID:9/5160vo0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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「あばだんご…？」

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

233 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.12 ID:6SvLdjya0.net

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

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234 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.31 ID:3lmvfF6I0.net

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「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

235 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.14 ID:pMm7BXdyd.net

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「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

236 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:53.43 ID:unL2NjlP0.net

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携帯の着信が鳴る。
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「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

237 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.62 ID:N++vg9BV0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

238 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:47.45 ID:X/S1ER3XM.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

239 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:51.79 ID:2t5Fq7B5M.net

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240 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:51.88 ID:0orw/ABe0.net

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241 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:54.42 ID:oIEq0UL00.net

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242 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:51.42 ID:TaNSwM8pa.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

243 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.47 ID:MrGLx+0H0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

244 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:50.81 ID:orDbKPLJM.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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「…………え？」

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

245 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:52.01 ID:6Kmb1sD90.net

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246 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:51.80 ID:Bm/U5TEMr.net

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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

247 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:54.29 ID:zNU/p/2Ia.net

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248 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:52.38 ID:AKdPQdvp0.net

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249 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:53.89 ID:uTHUgZIC0.net

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250 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:54.87 ID:/9nl71Bmd.net

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画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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「…………え？」

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

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251 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:51.91 ID:/wFh6pFpr.net

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252 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:52.24 ID:6odVtALba.net

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253 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:53.22 ID:kRaaUeMl0.net

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254 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:52.28 ID:7JsNUa3D0.net

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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

256 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:52.81 ID:sz9n2nsB0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

257 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:52.57 ID:YQUt2Ct1x.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

258 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:52.43 ID:16dSqHpta.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

259 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:54.30 ID:kbsfnuR00.net

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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

260 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.15 ID:Mp3djeNy0.net

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「あれからもう四年か…」
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

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「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

261 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:54.60 ID:3pHATUA20.net

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

262 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:52.37 ID:pKVGXMDxa.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

263 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:54.50 ID:n+/VZvIh0.net

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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

264 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:52.77 ID:nGARqyfa0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

265 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:55.06 ID:0dpqssfx0.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

266 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:53.89 ID:DfbVOiG5M.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

267 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:53.03 ID:W2itr/QTa.net

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

268 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:55.92 ID:3l3CpwBrr.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

269 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.62 ID:3UgKYO/f0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

270 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:54.86 ID:rfJwuMPa0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

271 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:55.50 ID:7ZLb38DC0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

272 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:55.47 ID:Jbv5PW/sd.net

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あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

273 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:55.25 ID:vzAvWq+90.net

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眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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あいつの心は。

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274 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.18 ID:f43dSR+Ad.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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けどいつか…きっとまたあいつと…
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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275 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:55.30 ID:8duHGbocd.net

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276 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.32 ID:rAC1wxbK0.net

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「あれからもう四年か…」
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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

277 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.13 ID:2jHIbTI+0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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278 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:55.60 ID:HBqtLPPR0.net

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279 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:55.87 ID:dfNGQNme0.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

280 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:55.71 ID:YnmuXQxga.net

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

281 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:55.81 ID:0wSjhTqcM.net

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「あれからもう四年か…」
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

282 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:55.58 ID:AIpGZQid0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

283 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:55.84 ID:UdIGKJeh0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

284 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:54.87 ID:Rm6qlw4s0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

285 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:54.93 ID:qQE3PEid0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
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画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
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考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

286 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.07 ID:qSxsyqOu0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
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「あばだんご…？」

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

287 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:55.12 ID:MuVt4lQsa.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

288 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.02 ID:a7hNvPxpp.net

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携帯の着信が鳴る。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

289 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:55.47 ID:7wXul8qf0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

290 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.64 ID:43+O3LSM0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

291 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.71 ID:x6lLtuycM.net

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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

292 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:54.88 ID:2g4b/IouM.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

293 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:55.83 ID:23f/G6yL0.net

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

294 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.21 ID:rc16nnKv0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

295 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.32 ID:qam0t284x.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

296 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:55.86 ID:eZIQVNgH0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

297 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.28 ID:hgQ4Odl0F.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

298 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:55.97 ID:yXYbqQyE0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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「…………え？」

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通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

299 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.42 ID:82F16ZLV0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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「…………え？」

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

300 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.13 ID:HN/9KUv60.net

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「あれからもう四年か…」
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眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

301 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.68 ID:MjT71H1P0.net

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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

302 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:57.41 ID:AEIH1Qfz0.net

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「あれからもう四年か…」
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眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

303 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.47 ID:Vwt6PQQaa.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

304 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:57.48 ID:1r1QkRKX0.net

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一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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305 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:57.00 ID:XQAIWWD+H.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

306 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.52 ID:AeS31lmZr.net

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世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

307 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.11 ID:m9gvADCmd.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

308 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:57.08 ID:3NEsva+H0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

309 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:57.41 ID:cvmtK9SX0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

310 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.23 ID:Clc9Rlo3M.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

311 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.94 ID:a44SEfo90.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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携帯の着信が鳴る。
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画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

312 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:57.38 ID:s7T6g04M0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

313 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:57.12 ID:O325XoE2r.net

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「あれからもう四年か…」
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

314 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.45 ID:KGrVfUBor.net

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「あれからもう四年か…」
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

315 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:57.18 ID:34jykRoUr.net

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「あれからもう四年か…」
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眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

316 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.61 ID:5bOO4tjI0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

317 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.36 ID:RTuEY+AJ0.net

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

318 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:55.96 ID:0T8g9YoI0.net

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

319 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.84 ID:2nCJYaVpa.net

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320 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.29 ID:2crxy1ggd.net

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

321 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:57.86 ID:/zxfKfW70.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

322 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:59.27 ID:QnPDXnZC0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

323 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:57.32 ID:0E1QnnLO0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

324 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:58.01 ID:X/XxBT6fa.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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「…………え？」

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

325 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.89 ID:p/ZuDInK0.net

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考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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あいつの心は。

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326 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:58.09 ID:A6v8Xpzzr.net

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

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327 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:58.43 ID:5QUJXeER0.net

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328 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.85 ID:IVSsKS8I0.net

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携帯の着信が鳴る。
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「あばだんご…？」

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

329 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:57.84 ID:dEsNT4Bk0.net

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
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「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

330 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:58.44 ID:mW5dzvYir.net

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331 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:57.75 ID:Dv/cqwxW0.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

332 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:57.97 ID:IYTz0f2Xa.net

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333 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:56.28 ID:b4w8qglKM.net

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334 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:57.42 ID:F42CoSjB0.net

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眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

335 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:58.84 ID:fq+y0Y6i0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

336 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:58.88 ID:Pcfqs8X/0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

337 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:58.84 ID:iuuqPgpZ0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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338 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:57.71 ID:ft5sZF/T0.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

339 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:59.12 ID:0skjJyG10.net

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あいつの心は。

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340 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:57.09 ID:UwwwVKVZa.net

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341 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:57.49 ID:4dMi14Utr.net

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

342 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:59.01 ID:i9shuMwt0.net

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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

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343 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:59.47 ID:6VQNnvup0.net

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344 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:59.44 ID:b462wY3Cd.net

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345 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:59.23 ID:4/PBSLH3d.net

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346 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:58.87 ID:1ATy53gE0.net

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347 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:58.65 ID:4wXJ4Kbhd.net

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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

348 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:57.95 ID:yQljbQ4sa.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

349 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:00.72 ID:P66QDWY80.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

350 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:00.91 ID:1NzcFfK3a.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

351 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:59.66 ID:kk+cxurr0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
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時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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携帯の着信が鳴る。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

352 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:40:59.65 ID:oCyRyF/4d.net

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眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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携帯の着信が鳴る。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

353 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:00.79 ID:i27YVPuG0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

354 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:00.19 ID:RjuyEatZa.net

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「あれからもう四年か…」
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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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『寂しいから……浮気する』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

355 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:00.87 ID:Ns5OwAora.net

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「あれからもう四年か…」
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世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

356 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:01.43 ID:OG2RNuO50.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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「…………え？」

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通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

357 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:02.55 ID:jnfbo2n40.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

358 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:01.23 ID:xHLgnorw0.net

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眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

359 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:00.64 ID:s2nsgprP0.net

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と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

360 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:00.60 ID:zEAhUlOXM.net

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世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

361 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:01.93 ID:y/okxspd0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

362 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:01.13 ID:1k4Zdkyd0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

363 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.85 ID:cY3S24jZ0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

364 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:01.48 ID:HrPB0YmO0.net

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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365 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:01.01 ID:YMTMJmvb0.net

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あいつの心は。

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

366 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:02.14 ID:bYUXvDrn0.net

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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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367 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.31 ID:nr/KwE1E0.net

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368 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.26 ID:yekUYjHta.net

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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

369 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.47 ID:m+mNMJtN0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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「あばだんご…？」

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

370 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.15 ID:89jAuscq0.net

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371 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:02.57 ID:BxTGkvvPr.net

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372 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:04.49 ID:yNnS0lu90.net

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373 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:01.98 ID:LSOfrAEn0.net

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考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

374 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:02.05 ID:IsPoYkxU0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

375 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:02.06 ID:BVPhh2w7a.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

376 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:02.93 ID:l5BdrvAoa.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

377 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.06 ID:sneg0uPt0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

378 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.38 ID:b7D1T3uf0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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「…………え？」

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

379 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:04.26 ID:nOVMODRr0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

380 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:01.98 ID:I1AsWyTxr.net

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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

381 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.43 ID:nT0o3lbI0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

382 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.77 ID:Cjd9wWq3r.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

383 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:02.74 ID:bP61innNd.net

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
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一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

384 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:04.20 ID:MSCIKSYKr.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

385 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:04.11 ID:QHJ0pFf80.net

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眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

386 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.15 ID:6bEzjT4b0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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「あばだんご…？」

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「…………え？」

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

387 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:02.77 ID:AdiQEUGVM.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

388 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.23 ID:3u35PM0p0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

389 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:02.95 ID:7pXhi2rA0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

390 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.53 ID:02GXGUAs0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

391 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.98 ID:9Zmg+er/0.net

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392 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.52 ID:0zHft3DE0.net

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
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393 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.38 ID:neWryW1o0.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

394 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.32 ID:nlnohGNc0.net

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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

395 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:04.20 ID:YbcmWg1u0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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「あばだんご…？」

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

396 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.93 ID:eXImbcBY0.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

397 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:04.67 ID:CEKZSE3YM.net

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398 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:02.98 ID:0PbfOUSWM.net

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399 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:04.54 ID:15JWXs5c0.net

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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

400 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.13 ID:UtjcOMrqa.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

401 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.72 ID:qPKWIldU0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

402 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.42 ID:LuziWRYc0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

403 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:05.24 ID:mBOyM4pRM.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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「…………え？」

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

404 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:05.79 ID:gs5+E1To0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

405 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:04.00 ID:jRz11Pm2a.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

406 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:04.13 ID:9Cvabi/D0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

407 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:05.46 ID:YCAvVyxy0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

408 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:05.92 ID:D+e0zEBr0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

409 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:07.00 ID:w5WNEMOZ0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

410 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:06.48 ID:5j7QJsfsr.net

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

411 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:03.91 ID:eFO1cbiX0.net

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412 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:06.19 ID:VnYaKyHG0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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「…………え？」

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

413 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:05.60 ID:0aP0w0Pm0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

414 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:06.74 ID:Bw3ALI750.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

415 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:05.64 ID:zqTssMAk0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

416 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:05.81 ID:DpJFLN+Y0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

417 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:05.30 ID:wxGQkMxJ0.net

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あいつの心は。

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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

418 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:06.54 ID:eFaRTjJk0.net

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「あれからもう四年か…」
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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419 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:06.29 ID:naricSDO0.net

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「あばだんご…？」

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「…………え？」

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420 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:06.45 ID:qhc9OgNh0.net

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携帯の着信が鳴る。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

421 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:06.86 ID:MMs0Ityu0.net

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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

422 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:07.01 ID:GkWBRiTzd.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

423 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:06.95 ID:/UXU+F2F0.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

424 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:05.90 ID:LvNLkj8ma.net

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425 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:05.88 ID:30YmeQ0La.net

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あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

426 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:06.51 ID:gLfNbjKMH.net

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世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

427 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:06.22 ID:6jmpP6t7a.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

428 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:07.95 ID:UzEzlXyV0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

429 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:06.06 ID:e+jJbfZP0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

430 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:06.38 ID:inUD4kMua.net

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「あばだんご…？」

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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

431 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:07.94 ID:FMYdHOSc0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

432 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:07.57 ID:IP6PJ6UF0.net

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当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

433 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:07.35 ID:xIcBGaWLd.net

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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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「…………え？」

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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

434 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:07.65 ID:1T5pRJ7pd.net

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「あれからもう四年か…」
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携帯の着信が鳴る。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

435 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:07.62 ID:46GPAUo10.net

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

436 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:07.25 ID:Su++1qWi0.net

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

437 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:06.34 ID:ikciV0El0.net

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438 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:08.50 ID:WzECtkxca.net

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狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
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439 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:08.74 ID:kfmUSRPox.net

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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

440 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:09.68 ID:PSXXtsQ90.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

441 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:09.52 ID:InlrGexI0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

442 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:10.18 ID:76I+UMqH0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

443 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:08.01 ID:myudHXYjM.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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「…………え？」

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通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

444 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:07.95 ID:ZCzr2Yg40.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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「…………え？」

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

445 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:07.95 ID:mOIhvLIS0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

446 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:08.46 ID:PX7tZsq00.net

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「あばだんご…？」

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「…………え？」

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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

447 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:09.51 ID:vGgBAUdYd.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

448 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:08.06 ID:hUGo2yGb0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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「あばだんご…？」

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

449 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:08.78 ID:0vhQseISa.net

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450 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:10.01 ID:Ubrn2dHa0.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

451 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:06.19 ID:0hUjW2Ir0.net

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「…………え？」

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

452 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:08.68 ID:BmCK7lfb0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

453 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:08.10 ID:j9nfN7WHa.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

454 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:11.99 ID:GwPrGRgdM.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

455 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:08.55 ID:+PG5t8kg0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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「…………え？」

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狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

456 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:10.09 ID:ui6YyV5z0.net

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世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

457 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:10.32 ID:3kC4gz8b0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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「…………え？」

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あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

458 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:10.07 ID:dfRhoLbsM.net

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けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

459 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:08.42 ID:6wSqVQ3D0.net

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460 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:14.89 ID:r3AZoF09d.net

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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

461 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:07.50 ID:k5+V1u8Nd.net

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眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

462 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:09.87 ID:Zj0liea5a.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

463 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:10.14 ID:AtkAt0Fk0.net

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

464 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:13.35 ID:fj3pkJNC0.net

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眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
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465 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:09.78 ID:XyxjuQ28M.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

466 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:13.39 ID:L19nYDv/0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

467 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:14.21 ID:wQmf639Aa.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

468 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:11.53 ID:LAhHb9/vM.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

469 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:09.82 ID:ghCu312j0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

470 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:13.27 ID:v4qybDHU0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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471 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:09.44 ID:vr4YVMnya.net

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「あれからもう四年か…」
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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けどいつか…きっとまたあいつと…
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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

472 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:11.38 ID:gE6nOGEY0.net

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「あばだんご…？」

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あいつの心は。

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473 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:14.48 ID:VfjW3L7S0.net

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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

474 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:14.55 ID:IuiVKadM0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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「…………え？」

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

475 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:15.49 ID:ElY/kY2Q0.net

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476 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:12.65 ID:5BgTSjwb0.net

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

477 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:12.92 ID:TYG5EQws0.net

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一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

478 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:10.89 ID:20vdsDR50.net

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「あれからもう四年か…」
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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

479 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:09.20 ID:dRqT3qqW0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

480 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:11.31 ID:5WdDPRX00.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

481 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:11.83 ID:/td53r0Mr.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

482 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:11.95 ID:iobRpi810.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
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「あばだんご…？」

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「…………え？」

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

483 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:14.96 ID:gvLJPcZIM.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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携帯の着信が鳴る。
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「あばだんご…？」

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「…………え？」

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

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あいつの心は。

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484 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:11.09 ID:HS+AvyVI0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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携帯の着信が鳴る。
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画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

485 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:08.16 ID:SXKwYZM00.net

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携帯の着信が鳴る。
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

486 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:10.02 ID:aIPx1nFRr.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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携帯の着信が鳴る。
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画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

487 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:11.68 ID:uB4GzidxM.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

488 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:15.43 ID:Z04gstWq0.net

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一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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489 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:11.83 ID:KGrVfUBo0.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

490 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:11.72 ID:sW0up6bL0.net

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眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

491 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:11.84 ID:+PtcQ8SK0.net

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「あれからもう四年か…」
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眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
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それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

492 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:15.30 ID:o1akISNH0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

493 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:14.67 ID:5pZwa+kWd.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

494 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:15.64 ID:GYh6Epy4d.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

495 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:12.22 ID:TSGEKvTa0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

496 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:11.86 ID:Yuiqbztz0.net

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世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

497 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:14.37 ID:IKwy77xq0.net

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けどいつか…きっとまたあいつと…
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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

498 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:16.74 ID:DUPudFNPa.net

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「あれからもう四年か…」
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「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

499 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:16.29 ID:2oCfn9tQ0.net

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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

500 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:09.77 ID:oinfUCTV0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

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「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

501 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:16.00 ID:TtQFQN6Dd.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
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こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

502 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:15.19 ID:t2EAvQ0Q0.net

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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

503 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:12.12 ID:xS/kcm3O0.net

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504 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:12.75 ID:0u6g0QhJr.net

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

505 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:12.01 ID:3MRmnr/N0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

506 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:11.04 ID:uvU1oPv+0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

507 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:13.13 ID:WwhjjzLFa.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

508 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:16.46 ID:V5khktd70.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

509 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:16.36 ID:wc32M+O4d.net

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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

510 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:12.41 ID:82/aHLoD0.net

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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あいつの心は。

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511 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:15.18 ID:6QkLLIFz0.net

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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512 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:16.35 ID:KeSZblva0.net

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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

513 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:12.08 ID:XkESPsPAM.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

514 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:16.85 ID:fX0Wbiqva.net

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一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
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515 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:14.68 ID:Yse0HxjN0.net

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516 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:12.18 ID:X+mcJ3Hd0.net

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517 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:16.04 ID:DYPRcLqJ0.net

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
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二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

518 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:16.49 ID:FcxLt65C0.net

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それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

519 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:16.43 ID:6IB1KDfYa.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

520 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:13.06 ID:sSKoX2lPa.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

521 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:15.66 ID:BSGN91P90.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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「…………え？」

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電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

522 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:15.57 ID:AirERZ0f0.net

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世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

523 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:15.50 ID:X91pkT/y0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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けどいつか…きっとまたあいつと…
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「あばだんご…？」

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「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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524 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:15.90 ID:b1nUT/Ky0.net

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世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

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あいつの心は。

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525 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:16.85 ID:PdAoLTiL0.net

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526 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:17.07 ID:5HrvNhUer.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

527 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:16.16 ID:8vI6fs3dM.net

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それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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528 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:16.36 ID:45pyksfv0.net

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529 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:16.48 ID:7uY7bYt00.net

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530 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:16.62 ID:XH6ao1Gp0.net

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あいつの心は。

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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

531 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:16.79 ID:rQ2Ed8sWa.net

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「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

532 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:16.38 ID:1SWA2FF3M.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

533 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:16.71 ID:uUzmweled.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

534 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:17.00 ID:5pw5Kis60.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

535 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:15.79 ID:9zz9zwkQ0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
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当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

536 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:11.57 ID:vLNqzrlS0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

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明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

537 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:17.77 ID:j/uySaZX0.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

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想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

538 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:17.24 ID:vVBpapx00.net

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「あれからもう四年か…」
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

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「…………え？」

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あいつの心は。

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539 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:18.18 ID:EaJCFlYg0.net

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PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
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KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。

携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

540 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:16.37 ID:ovMg7mTRa.net

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「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。

それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

「でも…楽しかったな…」

と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
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携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
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'あいつ'だ。

「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

『寂しいから……浮気する』

「…………え？」

『ん……んっ…！んっんっんっ！！』

通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。

『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
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「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」

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モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。

541 ：現場の名無し：2023/01/17(火) 08:41:18.44 ID:EwsyZpUa0.net

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怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。

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「あばだんご…？」

一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。

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『んっ！ダメ…！イクッ…！イっちゃう！！』

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あいつの心は。

『イクイクイクイクイクーーーッ！！』
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絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない'青春'を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。